こんにちは、心リハ太郎です。
人工知能(AI)を用いたディープラーニングについてはこのサイトでも何度か紹介していますが、いよいよGoogleが医療導入への道すじをつけ始めたようです。
Googleの人工知能で失明を防げるようにする研究がスタート - GIGAZINE
画像処理や画像判断はディープラーニングが最も得意とするところで、まずは眼科の分野から、将来失明のリスクがある人を診断する方法が開発され始めているとのこと。
特に多数の人をスクリーニングする目的でAIを用いるのは、非常に効果的だと思います。
なぜならAIには疲労がなく、また人間にありがちな思い込みによる誤診の確率が恐らく少なくなるからです。
画像診断は循環器領域でも多用されており、年々専門性が分化し担当した医師のスキル次第で読影結果も変わってくる可能性が高いため、どこの病院でも最新の診断技術を有効に利用できるというわけではありません。
しかし、AIを用いることが出来るようになれば、どこの病院でも高度かつ均質な診断を受けることが可能になるかもしれません。
個人的には早くそういった時代が到来し、多くの患者さんがより正確な診断を受け、適切な医療を受けることができるようになるといいなと考えています。
ではでは。