こんにちは、心リハ太郎です。
心臓リハビリテーションを行なっていると、かなりの割合でガンの既往のある患者さんや、新たにガンを発症する患者さんに出会います。
なぜ、ガンの治療が難しいのかをわかりやすく説明した動画がGIGAZINEで紹介されていました。
なかなかわかりやすく、面白かったのでご紹介します。
なぜ「がん」は風邪や伝染病のように治せないのか? - GIGAZINE
ガンがどうやって免疫の仕組みをかいくぐり、どうやって再発するのか、なぜ治療が難しいのかということがよくわかりますね。
ガンがある患者さんは心不全のコントロールが難しくなることが多く、ガンによる炎症がその主因かと考えていましたが、その他にもここで紹介されているようにガン細胞が自らに血管をつなげ、栄養(おそらく酸素も)を奪い取ることも一因なのかもしれません。
ただでさえ心臓が弱って血液の配給能力が落ちているのに、それを盗まれるわけですから身体も心臓もたまったものではないでしょう。
またガン細胞は不均一性を持つため、同じ種類に見えるガン細胞でも効くはずだと考えられた治療法に効果が得られないこともあるようです。
ガン細胞の不均一性と治療抵抗性についてはこの辺りの書籍が詳しいですね。
ガンのリハビリテーションに関するガイドラインです。
ではでは。