心臓リハビリテーションのまにまに

心臓リハビリで3000人以上の患者さんと関わったわたしが日々考えたり感じたことを綴っています。

スポンサーリンク

2025-01-01から1年間の記事一覧

“できるけど、しんどい”をどう評価するか?

FIMやBIでは見えない活動制限と、ICFの視点 ICF(国際生活機能分類) ◆ 導入:「満点のはずなのに、つらそうな患者さん」 FIMやバーサルインデックス(BI)が満点なのに、 「坂道を歩くと途中で休みたくなる」「階段はできれば使いたくない」「病院内の移動…

ICFモデルとは?心リハや内部障害で使える実践的な活用法

「心リハやってるけど、何のために運動してるのか分からない」 「カルテを書いてて、何を評価すればいいのか迷う」 …そんなあなたへ。 ADLが満点なのに困っている? 近年、心疾患患者にもフレイル傾向が見られるようになり、心リハの対象患者像も様変わりし…

CPX中に起こる「迷走神経反射」との付き合い方

こんにちは、心リハ太郎です。今日はちょっと臨場感のある話です。心肺運動負荷試験(CPX)を日常的に実施していると、いつか必ず出会うのが「血管性迷走神経反射(Vasovagal reflex)」です。頑張って追い込んだ運動の直後、患者さんの顔が青ざめ、うつろな…

目が黄色い…? 外来心リハで黄疸に気づいたらチェックすべき5つのポイント

こんにちは、心リハ太郎です。 黄疸=肝臓のサイン?いいえ、心不全かもしれません。外来の心臓リハビリテーション中、ふと患者さんの眼を見て「…あれ?少し黄色いかも」と感じたことはありませんか?そんなとき、肝炎や胆石といった肝胆道系の疾患を思い浮…

リハビリテーションをサッカーチームに例えてみる

こんにちは、心リハ太郎です。突然ですが、このイラストをご覧ください。サッカーのフォーメーションになぞらえ、リハビリテーションが何を目的とするかを考えるための図です。こりゃなんじゃらほい、とお思いになる方も多いかと思います。しかし、この図は…

わたしが緩和ケアをe-Learningで学ぶまでの話

こんにちは、心リハ太郎です。心不全のアドバンス・ケア・プランニング(ACP)について勉強しようと思い、去年(2018年)から今年にかけ、関連する講習会や学会のセッションに参加しました。そこで何度も出てくる緩和ケアという言葉。緩和ケアは終末期医療と…