心臓リハビリテーションのまにまに

心臓リハビリテーションを10年以上している心リハ太郎が日々考えたり思ったりしているエビデンスのあることないことをつらつらと書いています。

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Bluetooth対応の折りたたみキーボードBookey Stickでパソコンからの脱却を図る方法

こんにちは、昔はパソコンを使って文章を書くことが多かったのですが、最近は大半スマホで文章を書くようになった心リハ太郎です。

このブログも驚くべきことに、以前は記事の99%がスマホのフリック入力で書かれていました。

電車通勤の時間が往復2時間くらいあって、それを何かに活用しようと思い、スマホを使って文章を書くようになったわけですが、このブログ、数千字以上の記事を書くこともザラにあるので、フリック入力だと1記事作るのにめっちゃ時間かかるんですよね。

また、同僚の学会発表の抄録を確認するときなどもメールやLINEでファイルを送ってもらい、スキマ時間や休日に子どもの面倒を見つつiPhoneに入っているWordで修正して送り返すみたいな感じで作業していました。
が、
ほとんどの抄録は1から書き直しに近い形で修正を入れるため推敲しながらフリック入力で書き直していると余裕で数時間かかる場合もありました。

こんなの全然スキマ時間じゃない!という結論に到り、改善策を模索しました。

その結果がスマホとBluetoothキーボード Bookey Stickの組み合わせです。

Bookey Stickのおかげで今では超快適な文章ライフを送れていますので、皆さまにもご紹介したいと思います。

作業環境を整えれば論文などの作成にも有効な手段だと思います。

スマホとパソコンはどっちが便利?

当然パソコンで作業した方が、文章を打つのは圧倒的に早いです。

が、わたしは家では子育てがあるので文章作業の時間を確保するのが難しく、また職場にも精神衛生上長く残らないと決めています。

そのため、人より少し長めの電車通勤の時間を使ってブログ書いたり、クラウド使って作業したり、というのが自分のスタンダードになってしまいました。

ただ、外出時ネットワークに繋がっていないパソコンは検索もダウンロードもできないし、クラウドのファイルも弄れないしで、あんまり役に立たないんですよね。

スマホをルーターがわりにして、パソコンをネットに繋いでもいいんですが通信容量も気になるのでなかなか自由には使えないし、何より携帯性のよさでスマホに軍配が上がります。

最軽量級のパソコンでも携帯性や迅速性ではスマホには敵わない

ちなみに心リハ太郎はNECのLavie Hybrid ZEROという800g未満の最軽量級のノートパソコンをいつもカバンに入れて持ち運んでいます。

これはWindows10かつSSDなので立ち上がりも10秒程度と激速ですし、性能もその辺のネットブックとは雲泥の差、また大人が踏んでも壊れない丈夫さもあって、モバイルPCとしては最強クラスです。

さすがにスライド作成ではパソコンを使う必要がありますので、学会や勉強会などのスライド作りではこのPCが大活躍しています。

電車の中、職場、自宅と、様々な場所で取り出して作業します。

それでも軽さや取り出しやすさ、思いついたらすぐ作業に取りかかれてネットにも繋がっている、などの点では、やはりスマホが圧倒的に有利で、ここ2年近くは、ブログや学会抄録やその他の文章作りも基本的にはスマホで済ませているというわけです。

まあ、心リハ太郎がものぐさな人間である、ということでもありますね。

スマホではMicrosoft Officeも使えるし、論文の保存や辞書検索もすぐできる

心リハ太郎はiPhoneユーザーなのですが、Microsoft Office 365が発表されてからは、iPhoneやAndroidでも基本的にタダでWord、Excel、PowerPointなどが使えるようになり、基本的なファイル作成や確認には困らなくなった、というのもスマホをメインで使う理由の1つです。

Office 365の契約をしていないと、ネットを介してやりとりしたファイルは直接いじることができませんが、元ファイルをコピーしてしまえば、コピーしたファイルは文章の改変も可能になりますので、それほど困ることはありません。

ちなみにOffice 365 Soloを契約した場合、個人で使う分にはインストール台数に制限がありません。

デスクトップPCとノートPCとスマホとタブレット全てにOffice 365をインストールしておくと、ファイルがクラウドのOneDriveにあるのでいつでもどこでも作業ができるようになります。

しかもOffice 365を契約するとOneDriveで1TB(テラバイト)と破格のクラウド容量がもらえます。

さらに論文などもiPhoneで探してダウンロードし、上記のOneDriveやGoogleドライブEvarnoteなどのクラウドに保存しておけば読みたいときに読むことができます。

しかも英語論文もiPhoneの辞書機能やGoogle翻訳を使えば、その場で単語検索しながら読めるという、全てが1台で済んでしまうこの便利さを経験すると、もはやパソコンを立ち上げるのが億劫にもなるのも仕方なしです。

こう考えると、高機能なパーソナルコンピューターであるスマホは、Officeが無料で使えるようになってしまった今、ほとんどの点でパソコンと同等もしくはパソコンを超えていると言えます。

文章を打つスピードが遅くなることだけがスマホのデメリット

文章を書く上でのスマホの最大のデメリットはフリック入力です。

もちろん、少し文章を打つとか、友達とLINEするとかその程度なら何も困らないのですが、数千字、場合によっては一万字を超える量の文章を書くのは、速度的にも身体的にもフリック入力だとツラい・・・。

いくらフリック入力に慣れているとはいえ、スマホで文章を書くのは、生産性がものすごく低いわけです。

これをなんとかしたいと思い、対策を調べ始めました。

そしてBluetoothキーボードという答えに行き着いたわけです。

移動時に膝上でキーボード入力するのに適した機種は?

電車で移動する時間が長い心リハ太郎は、必然的に座席に座り、膝上にノートパソコンを置いて文章を書くことが多くなります。

スマホとキーボードを使って、ガンガン文章を書けるようにしたい場合、膝上でスマホとキーボードを置いて安定してキー入力ができる折りたたみキーボードを選ぶ必要が出てきます。

ちなみに携帯性を考えて、評価の高い下のようなキーボードでも折りたためないものは選択肢から外しました。


ここからは大型家電量販店に行って実際に確認をすることにしました。

折りたたみキーボードの種類

主流の折りたたみキーボードには

  • 二つ折りタイプ
  • 三つ折りタイプ

がありますが、その多くは縦に折りたたみヒンジがついており、折りたたむと正方形に近くなるものです。
小さくなるので携帯性がよいというメリットがあります。

しかし、この正方形になるタイプの折りたたみキーボードには弱点があります。

膝上に置くとちょうど両足の太ももの隙間に折りたたみのヒンジの部分が来てしまうため、タイピングすると折れ曲がって使い物にならないという悲劇が起こるのです。

膝上で作業しない人にとってはあまりデメリットにならないかもしれませんが、わたしにとっては死活問題。

折りたたみ機能が仇になってしまった・・・。

様々な折りたたみキーボードを試してみたのですが、座って膝の上で打つと不安定感のある製品ばかり。

もう折りたたみ機能の付いていない小型のキーボードを選ぶしかないのかなあ・・・と諦めかけたその時、目に飛び込んできたのがBookey Stickでした。

膝の上に置いても全然問題ない・・・!

一応ネットでの事前調査ではどんな製品かを調べていたものの、縦長になってしまい携帯性が悪そうだということで候補から外していましたが、思ったより小さく軽いし、結構丈夫そう。


そしてキータイプをするのに最低限必要な大きさも確保されています。

白衣のポケットやカバンに入れて持ち運ぶ時にも邪魔にならない絶妙な長細さ。

しかもスマホを立てかけられる内臓スタンド付き。

膝上だと、スマホ縦置きは安定性が厳しいけど、横置きなら全く問題なさそうです。

これなのか・・・?

とりあえず他の折りたたみキーボードも、5種類くらいもう一度試してみましたが、やはりBookey Stick以上に目的に適いそうなものはありませんでした。

ということでその場で購入し、現在に至ります。

実際にBookey Stickを使ってみて

かれこれ半年以上Bookey Stickを使っていますが、文章作成に関して言えばおそらく生産性が3倍以上になっています。

iPhoneがまるでパソコンに変わったかのような状態ですね。

打ち心地

打鍵感も悪くなく、唯一のデメリットはスペースの問題から若干キー配列が特殊なことですが、これは使っていればすぐ慣れます。

ショートカットキー

またショートカットキーも当然使えます。

iPhoneの場合はctrlキーではなくWinキー(Windowsキー)とcでコピー、vで貼り付け、みたいなMac特有のクセに慣れる必要はありますが、WindowsやMacのショートカットキーを使い慣れている人にはヒャッホー最高だぜという入力感。

Winキー+bでは太字タグ<b></b>と言った感じにいくつかのHTMLタグも挿入可能で、ブログ書きにも非常に役立つ機能もついています。

バッテリー

心配していたバッテリーの持ちも全く問題なく、1日1〜2時間くらいの使用を週単位で続けても大丈夫です。

最大50時間使用が可能とのこと。

バッテリー残量を確認できる機能も付いていますが、ものぐさな心リハ太郎は残量確認とかしません。

「2〜3週間充電してないから心配だし充電しておくか」くらいの非常に大雑把な使い方でも充電切れになって充電したことは一度もありません。

重量や見た目、持ち運びやすさ

重量は約165gと軽く、外もアルミ製でスマートな見た目。

これを電車の中でや職場でサッと出すと興味津々な目で見られることも結構あります。

持ち運びも楽で、細長いのでスキマにスルッと入ってくれ、邪魔になりません。

電源管理

電源は手動式です。
開閉すると自動で電源オンオフが切り替えられる折りたたみキーボードもありますが、Bookey Stickにはその機能はついていません。

でも、おそらくその分待機電力も消費しないですし、側面にある電源スイッチをパチっとオンに切り替えるだけで、10秒も経たないうちにスマホで文章が打てるので、困ることもないですね。

消し忘れてもスマホで文字入力しようとするとキーボード入力モードになっていてすぐ気付くと思います。

文章書くならスマホと折りたたみキーボード使おうよ

出かけるときはカバンにポイっとBookey Stickを放り込んでおけば、スキマ時間に文章を書きたくなったときにすぐ大量の文章を打つことができるようになるのは革命的です。

しかもそのスマホという端末は常時オンラインのため、ほかの端末に作業をつなぐことをシームレスに行うことが可能という夢の環境。

ほとんどの人にとって文章を書くのはスマホと折りたたみキーボードでほぼ事足りるはずですが、これは体験してみないとわかりません。

Office 365やEvarnoteなどと組み合わせると、どんどん文章を書き溜めていけます。
心リハ太郎の質問箱です | Peing -質問箱-の回答作りも長くなりそうなやつはEvarnoteに書いていき、完成したら公開しています。
Evarnoteに残しておくと、あとでブログのネタとして使ったりできるなーなんてことも考えたりしています。

文章を書くことを仕事にしている人、スキマの時間を使って少しでも論文やブログを書きたい人には絶対にオススメのツールですので、Bookey Stickを是非手に入れてみてください。

ではでは。