心臓リハビリテーションのまにまに

心臓リハビリテーションを10年以上している心リハ太郎が日々考えたり思ったりしているエビデンスのあることないことをつらつらと書いています。

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出産後に仕事を辞めないほうがいいかもしれない

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女性が妊娠出産を機に仕事をやめると2億円以上の生涯賃金を失うそうです。

下記の記事に詳しいので一度読んでみてはいかがでしょうか。

出産で仕事をやめると2億5000万円を失う | 花輪陽子の「赤ちゃんと私のハッピーマネー日記」 | 日経DUAL

一部抜粋してご紹介します。

 出産で仕事をやめると、2億5000万円もの生涯賃金を失うことをご存じでしょうか。

 「国民生活白書」によれば、大卒女性が仕事を中断することなく、38年間働き続けた場合の生涯賃金は退職金込みで約2億7700万円です。育児休業を2年間取得して36年間働く場合、失うお金は約1900万円と比較的少なく済み、生涯賃金は約2億5800万円となります。(2005年(平成17年)版、第3章「子育てにかかる費用と時間」より。)

 一方、出産後退職をして8年間のブランクを経て再就職する場合、正社員として復帰するケースの生涯賃金は約1億7700万円、パートとして復帰するケースの生涯賃金は約4900万円になります。結婚後は専業主婦という場合の生涯賃金は約2200万円と、ずっと働き続ける場合と比べると2億5000万円ものお金を失うことになります。(「国民生活白書」2005年(平成17年)版。28歳で第1子出産、31歳で第2子出産と仮定)

上のデータは大卒の場合なので少し金額は大げさになるかもしれませんが、医療に関わる職種は女性でも正規職員であれば一般男性並みの給与を得られるケースも多いです。

しかし、看護師、理学療法士などが妊娠や出産を機に仕事を辞めるケースをよく見かけます。

男性の収入が昔ほど上がらないことの多い現代では、子育て後にパートや非正規職員に復帰すればいいやって感じで漠然と辞めてしまうのではなく、金銭面の意外なデメリットも知った上で仕事を辞めるか続けるかを選択するのがよいのではないかと思います。

夫婦で貯める1億円!

 

女性の就労構造の変化などについてはこの本が詳しくて面白いです。

現代ではいかに男性が稼げなくなっているかということがわかります。女性は結婚に夢を見ず、男性と共に歩む覚悟を決めたほうがよいでしょう。

仕事と家族 - 日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか (中公新書)

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 ではでは。