心臓リハビリテーションのまにまに

心臓リハビリテーションについて考えたり思ったりしていることをつらつらと書いています。

子どもへの社会的投資で将来を変えよう

心リハ太郎です。
日経ビジネスオンラインに興味深い記事がありましたので紹介します。

小泉進次郎氏らが激論!高齢者優遇は行き過ぎだ:日経ビジネスオンライン

記事のタイトルは若干挑発的ですが内容は非常に示唆に富んだものとなっています。
このインタビューからは現代日本の状況に合わせて社会改革を行いたいという気概が伝わってきます。

現役世代のほとんどが正規社員として仕事をし、給料はベースアップして右肩上がりで、明日は今日よりもよくなる時代が日本の「第一創業期」でした。その頃の高齢者は戦争を経験した人が多く、貯えも仕事もあまりなくて、現役世代に比べて弱者でした。今の社会保障制度は、そうした前提で作られたものです。

 しかし、バブル経済がはじけ、少子高齢化が進んで高度成長期とは違う世界に入った問、これまでの仕組みは合理的でなくなりました、現在は非正規社員で終身雇用の枠の外にいる若者の数が増えています。一度就職しても、キャリアアップのために仕事を辞めて学びなおす人もいる。AI(人工知能)も登場し、多様な働き方やライフスタイルが当たり前になります。我々はそれを「レールからの解放」と言っています。そんな20年以降の世界を日本の「第二創業期」と位置付けて、それに合った社会保障を作るべきだと提言しています。

第二創業期というのはよい考え方だなあと思います。
既存の制度、考え方ではこの多様化した現代社会には対応できないでしょう。
将来自分達を支えてくれる世代に積極的に投資していくことがひいては自分達を助けることになるわけです。

詳しい内容は本文に譲るとして、個人的には小泉進次郎氏のこの言葉が印象的で、共感できるものでした。

シルバー民主主義というのは、シルバーに耳障りのいいことを言うことではなくて、本当はシルバーの人たちに覚悟をもって真正面からぶつかっていくことなんだと思う。結局は、シルバー世代のことを、若者世代が信じられるのかどうかなのかもしれない。この日本が、保育園の建設に反対するような高齢者ばっかりだったら悲しいでしょう。

お互い信じ合う関係になれるか、それは医療者と患者さん、医療者間の関係でも大事かもしれませんね。

ではでは。