心臓リハビリテーションのまにまに

心臓リハビリテーションについて考えたり思ったりしていることをつらつらと書いています。

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地域包括支援センターって名前は分かりにくいよねというお話

こんにちは、心リハ太郎です。

日経ビジネスオンラインに連載中の介護生活敗戦記の外伝(?)が更新されていました。
今回は筆者の松浦さんではなく、担当編集者さんの体験談でした。
介護の相談でうっすら感じた「業界用語の壁」:日経ビジネスオンライン

地域包括支援センターって本当に分かりにくい名前

地域包括支援センターって名称は分かりにくいよねって話ですが、個人的にも本当に分かりにくくて介護保険申請の困難感を増していると思うので、愛称を付けたらいいんじゃないのかなーと。

地域包括支援センターの役割

ちなみに地域包括支援センターとはこんな役割があるそうです。

ほー、介護保険の利用だけでなく、総合相談や支援事業、成年後見制度の活用促進や高齢者虐待への対応などもおこなってるんですね。
財産管理の問題支援や虐待の通報受け入れなどもしているから、包括支援センターなんですね。

そうすると

高齢者総合相談センター

とか、もっとわかりやすく、

高齢者お助け処(地域包括支援センター)

みたいな感じでもいいかもですね。

まあ、地域という言葉を入れたいのと、包括的な感じを出したい、行政の気持ちはわかるんですが、伝わらなくて結局利用されないのでは意味がないわけで。

地域包括支援センターの役割はここから重要になる(はず)

2025年からの(本当はもっと早く来ると思いますが)高齢者激増時代には、要介護状態となり本人や家族の生活が崩壊するリスクの高い人をいかに早期発見し、要介護状態になる前に打てる手を打つのが重要です。

認知症やADL低下が進んでから介護保険の網の目に入れるのでは手遅れになるケースは、心臓リハビリでも数多く見てきています。

特に、心臓リハビリでは服薬管理、疾病管理、応用的ADLの維持こそが予後を決める割合が大きいです。
従来のように、動けなくなりました、じゃあ介護保険使いましょう、というタイミングでは、もう心不全が進行してどうにもならなくなっていることが多いので、認知機能が落ちてるなー、服薬管理怪しいなーくらいから積極的に攻める必要があります。

認知機能が落ちると、コミュニケーションはできるけど、金銭管理や生活管理に大きな問題が生じ、動けるけど1人では生活できない、あるいは心不全増悪を繰り返すなどの悲惨な状態に突入していきます。

現在は認知機能低下が比較的軽視されてますが、その裏には実は困っている人がもの凄い数いるはずで、ここから数十年はそれが減る事はなく増える一方であることは容易に想像できます。

なので、軽度認知機能低下による独力での生活困難者に対し、もっと効果的に介護保険を使えると、医療費の削減にもなるし、入院も減らせて病床も常に満床にならずに済むし、何より家族や本人を助けることができるしで、いいことづくめだと思うんですが、どうですかねー?

兎にも角にも、まず地域包括支援センターをもっと早期から相談しやすい名前に変えて、大きな介護を必要としない人を増やせる仕組みにして欲しいものです。

ではでは。