心臓リハビリテーションのまにまに

心臓リハビリテーションについて考えたり思ったりしていることをつらつらと書いています。

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心リハとは

変化を嫌う人とどうやりとりしていけばいいのか

こんにちは、心リハ太郎です。組織の中にいると、何か変えたいと思ってもそれを嫌がる人が必ずいるものです。場合によっては自分がその抵抗勢力になることもあるのではないかと思います。組織のトップや若手は積極的な変化を望む一方で、中間層などが抵抗し…

終末をどう迎えるか、あなたは決めていますか?

こんにちは、心リハ太郎です。 cakesによい記事が掲載されていたのでご紹介したいと思います。「自己責任」のアメリカが教えるシビアな終活プラン|アメリカはいつも夢見ている|渡辺由佳里|cakes(ケイクス) cakesは無料会員登録でも掲載されたばかりの記…

無関心期の人にどう接するかのヒント

こんにちは、心リハ太郎です。 色々な野菜があるように、人にも色々な人がいます。我々人間には、理解できない人や、自分と同種でない人を敵対視する傾向があります。これは、人間が同種の者を仲間だとみなし、異種の者を敵だとみなすことで、長い歴史の中で…

心疾患では嫌気性代謝閾値(AT)を超えた運動をしてはいけないのか?無酸素運動と有酸素運動の特徴を知ろう

こんにちは、心リハ太郎です。心臓リハビリテーションに関わっていると、必ず直面するのが「AT(嫌気性代謝閾値)を超えた運動や活動をしていいのかどうか」という問題です。患者さんから聞かれる質問で多いのは 水泳をしてもいいか ジョギングしてもいいか …

作業療法の定義が新しくなりましたね

こんにちは、心リハ太郎です。個人的には作業療法士(OT)という仕事は素晴らしい仕事だと思っています。何故かというと、作業療法とは応用的なADLやQOLといった、より人間らしい高次の部分にアプローチする職業だからです。ですので、作業療法士だから上肢…

心不全患者さんの訪問看護・介護でのハラスメントや暴力に対し病院ができることは?

こんにちは、心リハ太郎です。高齢者や認知症の心不全患者さんが今後劇的に増えることが予想されています。心不全は適切な管理を行わないと簡単に増悪する病気ですが、 複数の薬を間違えず忘れずに飲む 塩分制限をする 毎日体重測定をしてむくみがひどくなっ…

あなたの前にいる患者さんには本当に「読解力」があるのか?

こんにちは、心リハ太郎です。AIは東大に入れるかプロジェクト、というものがあるそうです。その研究者の方が、AIに読解力をつけさせるのは非常に難しい、とおっしゃっています。AIに国語の問題を解かせると、偏差値が49.6となり、学生の平均を下回るそうで…

貧困と疾患

こんにちは、心リハ太郎です。最近、臨床で若い方の心筋梗塞や心不全を経験することが増えてきました。 しかも症状が出現して時間が経ってから受診する方が多く、重症化しているケースが多いのです。このような若い方に共通するのは、喫煙や高血圧、糖尿病、…

時計描画テスト(CDT)を使ってみよう

こんにちは、心リハ太郎です。みなさんは認知機能の検査にどのようなものを使っていますか?MMSE? 長谷川式? MoCA?これらは認知機能のスタンダードな検査ですが、どれも最低10分程度の時間が必要なので、忙しい中では行う時間をなかなか確保できないときも…

ドベネックの桶(おけ)の考え方を使うと人間の能力というものを把握しやすい

こんにちは、心リハ太郎です。みなさんはドベネックの桶(おけ)という考え方をご存知でしょうか?もともとは、植物を育てる時の考え方なのですが、心臓リハビリテーションでも非常に使える考え方ですので、ご紹介したいと思います。

心臓リハビリテーションにおける軽度認知障害(MCI)と認知症をどう判定してどう扱うか

こんにちは、心リハ太郎です。患者さんの高齢化が進み、リハ室を見渡してみると患者さんの多くは80代の方で、そこに90代の方もちらほら混じってたりします。もしかすると心リハ患者さんの平均年齢がそろそろ80歳超えてくるんじゃないかな?とたまに思ってし…

心リハ料算定に心臓リハビリテーション指導士が必須になるかも

こんにちは、心リハ太郎です。先日心臓リハビリテーション学会からニュースレターが届きましたが、皆さんお読みになりましたか?結構重大なことがサラリと書かれていましたがどう思われたでしょうか?私は1度目はフンフンと読み流しましたが、よく読むと今後…

離床と運動療法はどう違うのか、そして離床のリスク評価はどうやってするか

皆さんは離床と運動療法の違いって意識したことありますか?理学療法士などのリハビリ職種による歩行やADL練習などは全て運動療法と言えるのでしょうか?それとも離床と運動療法には何か違いがあるのでしょうか?離床と運動療法を区別することができるように…

心臓リハビリテーションとは(その5)コンコーダンスという考え方

前回のお話は、 患者さんにとって心臓病の発症とはかなり大きなライフイベントであること、 そのため患者さんの視点からも医療者の視点からも心臓病になったことを軽視すべきではないこと、 しかし患者さんは心臓病になった事実を入院中にしっかりと受容する…

心臓リハビリテーションとは(その4)

急性期の心臓リハビリテーションには落とし穴がある、というお話の続きです。 この落とし穴にはまると、退院後の治療や自己管理がうまく進まない人の数が多くなります。 具体的に説明します。 心臓病の受容は難しい 患者さんの中には、「まさか自分が心臓病…

心臓リハビリテーションとは(その3)

前回は心臓リハビリテーションとはどういうものかについての話でした。 心臓リハビリ≠運動という話でしたね。 急性期の心臓リハビリテーション 今回は急性期(発症早期)の心臓リハビリテーションについてです。今回もリハビリテーションという概念を中心に…

心臓リハビリテーションとは(その2)

前回の話はリハビリテーションとは何ぞやという内容でした。 では「心臓」リハビリテーションとはどういうものなんでしょうか? 心臓リハビリテーションとは 心臓リハビリテーションとは 心臓病になったことで失われた何かを取り戻す過程 もしくはそれを取り…

心臓リハビリテーションとは(その1)

こんにちは、心リハ太郎です。 心臓リハビリテーションと言われて、あなたが思い浮かべるのは何ですか? 運動療法?理学療法? しかしこれは正解ではありません。 リハビリテーション(リハビリ)とは すごくざっくりというと、リハビリというのは何かをきっ…